

新宿バルト9で『ヤダン』を鑑賞。
この記事はナカデミー賞用の記録であり、映画の感想や評価ではなく、私自身の創作活動に影響を与えたい要素と、純粋に「好き」だと感じた部分を見出すために書いている。
韓国クライムアクションという前提
韓国映画でクライムアクションというだけで、基本的にだいたい好きだ。アンダーグラウンドな空気感や、制度の裏側を描く視線には、最初から抵抗がない。
「ヤダン」という存在の設定
麻薬犯罪者から情報を引き出し、それを検察や警察に提供しながら司法取引を動かす「ヤダン」と呼ばれる闇のブローカーが物語の中心にいる。
この「ヤダン」が実在の職業なのか、それとも映画オリジナルの肩書きなのかは分からないが、面白い題材ではある。
「ねぇ『ヤダン』観に行こうよ?」
「『ヤダン』なんてやだん!」
なんて会話してはしゃいでるなよ?
主人公の監禁シーンについて
主人公が薬漬けにされ、薬を抜くために監禁されている時間が描かれる。その場面は、オールドボーイの監禁シーンを思わせるものだった。閉ざされた空間で時間を過ごす描写が、物語の緊張感を作っていた。ある種の修行シーン。
キャストに対する事前の見え方
主演が『イカゲーム』シーズン2のカン・ハヌルなので、知った顔として安心して観られた。
ユ・ヘジンは、いつもは名脇役としてとぼけたおじさん的な風貌の印象が強い役者なので、今回は偉い立場にいる時点で、いずれ足元を掬われる側に回るだろうと分かり、その流れを見越した上で楽しめた。役者の配置そのものが、物語の読みどころになっていた。
終盤の展開について
終盤は、韓国映画ではお決まりの流れとして受け取った。主人公が嵌められ、仲間が殺され、そこから復讐につながっていく構図は好きで、この作品でもその流れ自体は素直に受け取れた。
全体を通して残った感覚
しかし、この手のクライム映画は大好きで普段からたくさん観ているため、よほど突き刺さるものがない限り、どれがどの映画の話だったか時間とともに記憶から抜け落ちていきそうだ。ジジイだもん。





